不定期不定休

常に何らかのオタクです。

コンサートひと公演で死んでもう一度産まれ直した話

※私的なジャムコンの記録です。実のあるレポではありません。

※演出や曲目に触れますのでネタバレ回避中の方は公演をご覧になった後で、覚えてたら読んでください。

※クソポエムや自分と見解が違う人間に腹が立つ人は最初から読まないでください。

 

 

 

ジャムコン名古屋最終日に入って来ました。

自分への強めの「正気に戻れ」の意味も込めて、少し整頓しておこうと思います。

いきなり私的な話ですが、このツアーの北海道初日の少し前に交通事故にあい、更に次の日に同居の家族が大怪我をしました。

本来曲順くらいは知りたいよ派なのでレポを拝見するのですが、メンタルと時間に1ミリも余裕が無くなった為、ネタバレに触れる機会がありませんでした。

常駐するTwitterのTLにはネタバレ配慮派の人が大多数で流れてくるRTも予測の範囲を超えるものはなく、もう一方もWEST担の方が多いTLですので、ジャムコンに関しては関西Jrに関する記述がメインでした。

そもそも人と喋りたくて時々飯ツイする程度だったので、期間中しっかりTLを見ていません。

なので自然、名古屋最終日までネタバレには殆ど触れる事なく、当日は「アルバムの曲が多かろう」程度の認識で迎えました。

心の準備もなにも、演出も曲順も、ついでにQRチケなので座席も分からないというどフラットな状態。強いて言うならまだ家庭内も慌ただしい中、一泊で送り出してくれた家族に感謝して楽しもう、というくらい。

なのでとても無防備だったのだ、と思います。

 

さて。

アイドルに求める物、とか見せて欲しい物、とかってありますよね。担当とオタクの数だけ人それぞれに違う物があると思います。

 

私の担当は丸山隆平さんです。

基本はあまり辛いこと無く楽しく充実した一日を過ごし、身体に触らない程度に美味しい物とお酒を楽しんで寝心地の良いベッドで安らかに眠る毎日を過ごして欲しい、というのが私が丸山さんに求める物です。

そのうえでのあわよくばで、充実した仕事の一端を私たちに提供してくれたらありがたい、と思っています。

 

落とすのは基本自分と仲間たちのみ、の丸山さんは、時々心配になる事はあっても、基本的に私を幸せにしてくれます。

申し訳なくなるくらいに。

ですのでこれ以上をもっと、ではなく、心の中にある「丸山さんに見せて欲しい物リスト」へ少しずつ✓が増えてゆけば良いな、というスタンスでオタクをやってきました。

 

✓主演映画のお知らせ、とても嬉しかったです。
✓関ジャムでベースが上達していくのが分かって、音楽への心持ちが多角的になって、時々インタビューでそれについて語ってくれるのが答え合わせのようで楽しかったです。
✓サタデープラスが始まって、妙齢のご婦人が「あの子は本当に良い子」と言ってくれたのが嬉しくて、もっと色んな人に丸山さんの良い所が知られたら良い、そうなって欲しいと思いました。

他にも色々と心のリストに✓が増えてきた中での、今回のジャムコン。

公演の半分が丸々バンド曲ぶち込み編成なのは漏れ聞こえる感想から予想していました。

その中にアルバム曲以外にも生で聴いてみたいと思っていた曲が織り込まれていて、悔しくて誇らしかったメトロックでの演奏曲もあって、なんて幸せなんだろう、ともう胸がいっぱいでした。

 

MCで告知のオチを丸ごと安田くんにかっさらわれても丸山さんは笑っていて錦戸さんはふにゃふにゃで可愛くて横山さんは画面分割なのにソロで抜かれる角度が見いだせなくてでも美しくて村上さんは課金の時のアイドルバージョンでかっこいいのにうんこの話するし、渋谷さんは圧倒的でひと動作が才能だし大倉さんは相変わらず超絶イケメンなのにゲラでつられ笑い待ったなしで、安田さんは天才で本当に大好きだって思いました(特別枠)。

錦戸さんが「侍唄」で急に「歌うたいのバラッド」歌い始めて、なのにざわめく場内に「はい、イントロ終わりました!」のひとことで強引に「侍唄」歌い始めてうえええええ?ってなった挙句、渋谷さんひとりを煽って責任擦り付けてみたりだとか、

「夢への帰り道」で安田さんが大真面目におちょけた件を錦戸さんのアイコンタクトが原因だと責任の所在を暴投したり、

村上さんトイレに勝手に閉じ込められる事件、丸山さんも数度ナゴヤドームのトイレに愛され過ぎた事件を添えて、とか、

とにかくずっとMCでヘラヘラ笑ってました。

何より主演映画のお知らせをドームの中心でする丸山さんが、「初めての泥棒役です…(イケメンな溜め)皆さんの心は常に泥棒してますが」って言ってくしゃくしゃに笑うのが本当に幸せでした。今も思い出すと涙出る。

 

その後、アイドルになって出てくるから今度は団扇振ってね♡(要約)なアナウンスと共にダンスナンバーとお手振りファンサブロック。

事前に「Answer」で泣かない自信がない、と思っていた訳ですが、トランペットキーボードブルースハープの音と同時にで3人にスポットが当たった段階で情緒が振り切れて逆に涙止まりました。涙腺の逆ギレ。

最後の写真で呻いたんですが皆さんはどうでしたか。

そしてその後の、「ノスタルジア」のイントロ。1人でピンスポットを浴びて踊る、ブルーグリーンの衣装の丸山さんがいました。

色々な丸山さんが、楽しそうな丸山さんを見られればそれで良いと思っていました。けれど、心のどこかで見たくて見たくて堪らなかった、かっこいい曲でかっこよく踊る、私がイメージするジャニーズアイドルがそこに居ました。

お笑い担当の、三枚目の、どうして丸山担なの? と色んな人に言われた(そう言わせる私が不甲斐なくて悔しい)、困ったような顔で笑って変な事を言って、時折どこか所在なさげに見えさえもする彼ではない人が。

その時間はイントロの数小節で、決して長くはないけれど、その時に思いました。

「今日でもう終わりにしたい」

アイドルはずっとステージやテレビの向こうでアイドルで、ファンはどこから入っても離れてもファンです。どちらも一方的で、向こうから告げられない限り、終わりは自分で決めるしかありません。

自分で決めるなら終わりは今日がいい、と思いました。この人たちの積み上げてきた年月の中の数年だけですが、幸せにして貰って今日一日だけで、ずっと欲していた物をいくつも見てしまって、満足してしまったのです。

ノスタルジア」が終わって、もう明日からはジャニオタではない、と本気で思いました。

「えげつない」のオタ芸打つエイトがみんな可愛くてラップバトル待機中もファンサしまくってる丸山さんが仕事人で素敵でした。錦戸さんに脇で対抗した挙句、皆の脇に囲まれるくだりで腹筋千切れそうでした。

もうろくに団扇も持たず「前向きスクリーム」や「ズッコケ男道」を楽しく踊って、「今」の最後に大山田と一緒に「パーン」して、短いけど楽しいジャニオタ人生でした。

おしまい(CV村上信五

 

本編が終わって捌けていくメンバーが順にモニタに大写しになって、投げキッスした大倉さんがあざといの天才でその後の横山さんに友人と2人「最高の振りだ!」「頑張れ!」とか言いながらやっぱりウインク出来ない照れ笑いの横山さんは可愛かったです。

その後画面が丸山さんに戻って、おや二周目?と思った時でした。

不意打ちのウインクからのキスに、呼吸どころか心臓がキュッとなってちょっと膝が震えました。体感そんなもんでしたが、友人曰く黄色い悲鳴と共によろけたそうです記憶にありません。

 

アンコールの「純情恋花火」で出てきた瞬間、浴衣姿の丸山さんがキラキラしていて何かもう今まで見ていた丸山さんじゃなくて、動揺しっぱなしでした。

浴衣姿で「パノラマ」って珍しいな、なんて思いながらきゅっとくっつきあう山田が可愛くて尊くてあのカッコイイ人誰丸山隆平さんですとか混乱した自問自答を繰り返しました。

 

最後の挨拶までまさか丸山さんで、あの優しい語り口でくれる言葉と真面目な話してるのに錦戸さんは足プラプラしてるしなんかそれもすごくらしくて、普段滅多に取れない銀テープがちゃっかりオレンジ色だけ手元に降ってきたので、その人に降りる事に決めました。

 

ひとつの公演で担降りし、一度無所属になりましたが降りた先は元担でした。

馬鹿馬鹿しく意味不明ですが、現在の私はジャムコン出の新規丸山担(出戻り)です。

 

これからも提供してくれるエンターテインメントを享受し、欲張らない範囲で幸せにして貰う事を自戒しつつ。

まだ暫く一方的に、よろしくお願いします。